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最近、食品偽装が社会問題となっている。 消費者の怒りの声。 でも。 僕は、全然腹が立たないんですわ。 例えばね。 ある消費者が、松坂牛のステーキを食べました。 「むっ、これは!主を呼べい!」 といって。 「おい、これのどこが松坂牛やねん!めっちゃオージーやんけ。この落とし前、どうしてくれんねん!」 と、怒りをぶつけるのなら、納得する。 でも、最近の偽装事件は、状況が違う。 お前ら、今までその味をその値段で買って、 納得していたんだろ? ってことですわ。 それを、マスコミに偽装を発表されたとたんに怒り出すっていうのは、どういうことやねん。 じゃあ、その後で、実は偽装じゃありませんでした、って発表があったら、”な~んだ”って、納得するんでしょ。 アホか。 真実は、どこにあるのか、自分で判断しなさいよ。 例えばね。 この前、僕、ジュリ、エリ、クマ、なっちゃんで”まつり寿司”に行ってきたんですわ。 そこのアナゴの正体は、実は、かなりでかくてグロい”ウミヘビ”なんですよ。 それを聞いて、僕は。 ”な~んだ、ウミヘビだったんだ。こりゃ、おじさん、一本取られたな。” くらいにしか思いません。 だって、僕はその味をその値段で、納得して食っていたんですから。 健康被害さえでなければ、どうでもいいですよ。 赤福の賞味期限偽装だって、まあ、健康被害はゼロでしょ。 それなら、別に腹は立ちません。 ただし、偽装がばれたら、きっちり責任は取って当然だとは思います。 ルールは違反したわけですから、それなりに責任はとらなきゃね。 でも、それは、 ”偽装で金儲け”という勝負に出て、負けた代償 くらいにしか思いません。 別に、赤福に対して、悪印象はないですね。 ”あ~あバレちゃったんか。下手うちやがったな” くらいのもんですか。 そんなことの原因究明や再発防止に、マスコミや警察の力を注ぐくらいなら、税金の無駄使いの方が、よっぼどどうにかして欲しいですよ。
また、短編小説を書きました。 最近の、僕の、趣味です。 それでは、どんぞ。 ”恋” 作:ラモン河谷 あるところに、とても、働き者の娘がいました。 娘は明るく、性格も良く、皆に好かれていました。 そして、恋多き娘でした。 その娘は、つい先日、失恋をしたばかりで、とても、苦しい想いをしていました。 毎日、夜も、眠れません。 好きな人に貰った手紙を見ながら、娘はベッドの上で寝ころんで、ポツリと呟きました。 「もう、誰も好きになんか、ならなければ、こんな苦しい想いをしなくていいのに」 すると 目の前に怪しい影が現れました。 「あなたは、誰?」 その影は、長い爪と、鋭い牙、大きな翼と尖ったしっぽを持っていました。 「私か? ふふふっ、そうだな、まあ神様とでも思っておけ」 「か、かみさま?」 「そうだ。だから、お前の願いを叶えてやろうというのだ」 その影は、ニヤリと笑っていいました。 「お前を、もう誰にも恋をしないようにしてやろう。恋愛で苦しむことがなく、永遠に心穏やかな日々を約束してやる」 娘は、ちょっと考えましたが、失恋した直後で、あまりにも苦しいので、つい、その影の誘いに、乗ってしまいました。 「よかろう、では、契約成立だ」 影は、去っていきました。
それから。 娘は、誰にも恋心を抱かなくなりました。 確かに、心穏やかな日々が流れました。 仕事も、友達との付き合いも、順調でした。 でも。 何か、物足りません。 「わたし、何のために、生きているんだろう・・・」 娘は、次第に、そう考えるようになりました。
そして。 数十年が過ぎました。 その娘は、ひとりぼっちでした。 友達は大勢いましたが、恋心を抱かなかったので、結婚はできませんでした。 友達は結婚し、子供や、孫がいる人もいます。 そして 友達が家族と楽しげにしているのを見て、娘は、自分の心に、醜い嫉妬心が芽生えているのがわかりました。 娘は、そんな自分が嫌で、夜、一人で泣いていました。 「ああ、あのとき、あの影と変な約束をしなければ、こんなことにはならなかったのに・・・」
すると 目の前に、怪しい影が現れました。 その影は、長い爪と、鋭い牙、大きな翼と尖ったしっぽを持っていました。 「あ、あなたは・・・」 「くっくっく、久しぶりだな。どうだ、あれから誰にも恋をしなくなっただろう?」 「・・・はい」 「恋愛で、苦しむことなく、心穏やかな日々が過ごせただろう?」 「・・・はい」 その影は、ニヤリと笑って言いました。 「それでは、その代償として、お前の魂をもらおう」 「えっ・・・」 「当たり前だ、タダで願いが叶うとでも思ったのか」 「・・・」 すると、影は声を荒げて言いました。 「もし、魂を渡すのを拒否すれば、それは契約違反だ。お前には数十年前のあの日に、戻ってもらう。さあ、渡すのか、渡さないのか、はっきりしてもらおうか!」 娘はしばらく考えて、言いました。 「******」
そして。 朝が来ました。 ベッドの上で目が覚めた娘の顔の下には、かつて振られた人からの手紙が、クシャクシャになっていました。 娘は、枕元の鏡を見ました。 「長い・・・夢・・・だったのかしら・・・」 娘は、しばらく呆然として、その後、心からホットしました。 そして。 鏡の自分をみて、小さく、頷きました。 「よしっ!」 P.S. 天使 「あれ、神様、悪魔の着ぐるみなんか着て。どこかへ行ってきたんですか?」 神様 「おう。ちょっとな」
突然ですが、短編小説を思いついたので、良ければ読んでってください。 それではどんぞ。 「ぼくのなまえは、”ぶる”」 作:ラモン河谷 ぼくのなまえは、”ぶる” この家に来たとき、小さかったぼくに、ご主人様が、名付けてくれた。 ぼくの首には、”ぶる”とマジックで書かれた、ネームプレートがある。 ご主人様が、書いてくれた。 ぼくの、宝物だ。
この家にきたとき、ご主人様は、毎日遊んでくれた。 毎日、おさんぽに、連れてってくれた。 公園で、ご主人様と、駆けっこするのが、一番楽しかった。 夜は、ご主人様のベッドの下で、寝ていた。 温かかった。
しばらくして、ご主人様が、あまり遊んでくれなくなった。 散歩にも、連れて行ってくれない。 なぜだろう。 夜中に吠えたことを、まだ怒っているのだろうか。 もうしません。 さらにしばらくして、ぼくは、家の外に鎖で繋がれることになった。 最近、ご主人様は、ぼくと目を合わせてくれない。 なぜだろう。 夜になると、無性に寂しくなった。 木の小屋の床が、冷たかった。 また、散歩に行きたいな。 家のなかで、眠りたいな。 その後、ご主人様が、新しい犬を連れてきた。 やわらかい栗色の毛の、小さな犬だ。 その小さな犬は、ご主人様に抱っこされて、一緒に家に入って行った。 僕は、入っちゃいけないのかな。 なぜだろう。 でも、ご主人様は、とても嬉しそうだ。 数年後。 もう、最後に散歩に行ったのは、いつだったかな。 覚えてない。 ご主人様は、ご飯は、もってきてくれる。 毎日、近寄ろうとするけど、鎖で届かない。 ぼくを見ない。 笑ってくれない。 いつから、こんなことに、なったのかな。 最近、ぼくはおかしい。 立ち上がろうとすると、腰がしびれる。 ご主人様が、ご飯を持ってきても、近寄れない。 でも、ご主人様は、ぼくを見ない。 疲れた。 もう、目を開けていられない。 きっと、もう、最後だ。 ご主人様に、会いたいな。 最後に、ご主人様を、目いっぱい呼んでみよう。 もしかしたら、来てくれるかも。 ”ぶる”とかかれた、ネームプレートが、揺れた。
これは、一匹の大きなブルドッグの物語。